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学校見学会・ものづくり体験教室②

令和6年10月9日(水)
本日2回目の学校見学会・ものづくり体験教室が行われました。
15校の中学校から参加いただき、ありがとうございました。

本日も第1回と同じ日程で
 全体説明
 学校見学・体験教室
  (1)金属加工コース
  (2)ドローンコース
  (3)木材加工コース
  (4)見学コース
 質疑応答
 部活動見学・相談会
を実施しました。

全大会での校長による学校説明

ドローン体験コース
 ここでは、小型ドローンを使用して
 (1)コントローラによるドローン操縦
 (2)プログラミングによるドローン制御
を行います。

今回使用した小型ドローン
ドローン操縦用のコントローラ ゲーム機のものと似ています。
ドローンに搭載されたカメラをスマホと通信して画像を見ながら操縦します
写真の黒板左下を飛んでいるのが分かりますか?
ドローン制御のプログラミング
命令(コード)を書いていきます
ロボット工学科3年生とペアで行います
説明を受けながら進めていきます
プログラム制御で飛行するドローン

見学コースの一部を紹介します
 ロボット制御実習です。
 この実習はロボット工学科の生徒が行います。
 本格的になるのは2年生からです。

使用するロボット教材
アイコンをつなげてプログラミンします
命令(コード)を書いてプログラミングもできます
光センサ、超音波センサ、カラーセンサ、ジャイロなどいろいろなセンサを使用します
PCで作成したプログラムをロボットに書き込んで動作させます
黒いラインをセンサで読みながらラインに沿って走ります
自動車の自動運転のもとになっている技術の一部です
いろいろなパーツがあるのでメカ的な設計も容易です

溶接実習です。
 溶接実習は、工業マイスター科、生産工学科、ロボット工学科の生徒が行います。
 ガス溶接、被覆アーク溶接、MIG溶接、TIG溶接など様々な溶接を学びます。
 授業だけではなく、部活動で溶接に取り組みコンクールに出場する生徒もいます。

動画を用いた溶接の説明も生徒が行いました
実習で用いる道具の一部
左上の溶接面は必須です
今年の高校生ものづくりコンテスト「溶接部門」でも1位になりました
大会日程の都合で、毎年2年生が出場します
1、2位の生徒は来春の関東甲信越大会に出場します
昨年は1位と2位でした
壊れた卓球台を再利用、溶接して折り畳みテーブルにしました
写真中ほどのフレームは製作中の卓球集球ネットになります
フレームを溶接した椅子

木材加工体験コースです
 (1)ペン立て製作
 (2)カンナ薄削り体験 を行いました。
 日本建築科では、主に伝統工法(釘や金物の接続を用いない方法)の技術を学びます。機械系では多くの種類の工作機械や工具等を使いますが、日本建築科は、のこ、かんな、のみといった基本的な大工道具だけを使います。
 まさに腕を磨く、といったイメージがぴったりです。道具の手入れや刃の研ぎ方から身に付けます。
 また、授業だけでなく、建築部として技術を高め大会に出場する生徒もいます。今年度もほぼ大会は終了し、残っているものは技能五輪になります。3年生が出場します。

製作するペン立て
「新津工業高校 日本建築科」の焼き印も入っています
部品をカンナかけして、溝にはめ込み
釘打ちでとめます
カンナの薄削り体験
かんなくずの向こうが少し透けて見えるのが分かりますか?
いい感じです
実習で製作した課題の一部
日本建築科の紹介パネル
卒業製作の実物大の建物。室内もしっかりと作られています。
校内にはいくつかあります。
秋葉公園や県立植物園などの校外に製作したものもあります。

金属加工コースです。
 メモホルダーを製作します。

製作見本
製作手順はこちら
ねじ切りを工業マイスター科3年生が実演しながら説明します。
生徒が補助しながらねじ切りを行います
穴にまっすぐねじを切るのは慣れないと難しいんですよね
材料と使用した工具
銅線を使ってト音記号を作ります
材料と使用した工具
うまく出来ました
写真の角度が悪くてごめんなさい
作業後は実習室内の機械設備等について説明しました
フライス盤の説明です
測定や作業にとても重要な「定盤」
とっても精度のよい平面になっています

この後部活動見学にも多くの生徒が参加してくれました。
 今回2回行った学校見学会・ものづくり体験教室がみなさんの高校選びの参考になれば嬉しいです。
 そして、新津工業高校に興味をもってもらえたら、とっても嬉しいです。
 皆様の豊かで充実した進路選択、進路実現を願っています。

 参加いただき大変ありがとうございました。
 また、協力してくれた本校生徒の皆さん、ありがとう