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鍛冶体験・金属研磨体験に行ってきました!

9月11日(水)、12日(木)の2日間にわたり、
工業マイスター科の1年生が
体験実習に参加してきました。
これは本校が毎年行っている、
技能向上のためのプログラムです。

三条市にある「三条鍛冶道場」様で、
和釘(古くから日本で使われている釘)、包丁の製作を、
燕市にある「磨き屋一番館」様で、
金属製のタンブラーとスプーンの製作を、
それぞれ行ってきました。

鍛冶体験(三条鍛冶道場)へは、20名1グループが参加しました。

職人さんから、本日の作業についての説明を受けます。


熱した鉄棒を叩き、変形させていきます。これが「鍛造」によるモノづくりです。


ハンマーでの鍛造作業の様子。これで和釘を作っていきます。


写真中央にある5本の棒が、製作途中の和釘です。
職人さんたちの様子を見ていると簡単そうですが、実際に作ると難しい・・・
技術力の高さを体験することができました。


包丁が真っ赤に!?これは包丁に熱を加えることで、金属の性質を変化させています。
確か、最近の授業で勉強した内容ですね?実際の製造場面で活用・・・できたかな!?


熱処理を加えた後、研磨して刃の部分を作ります。包丁らしくなってきました!


柄を付けてもらって完成!
「末永く使ってね♪」「・・・頑張って料理します!(執筆者は食べる専門なんですよね😅)」


金属磨き体験(磨き屋一番館)へは、20名1グループが参加しました。

金属の板を使い、研磨技術の基礎を学びます。


作業後、職人さんからチェックしてもらいます。上手くできたかな?


プロの実演を見て学習します。自分との違いは何だろう・・・?


研磨技術の奥深さを目で見て、肌で感じる。貴重な経験でした。


身につけた研磨技術を応用して、今度はスプーンを磨きます。
曲面磨きは、平面と比べて格段に難しいのです。


こちらはタンブラー製作。ピカピカに仕上げるためのアドバイスをもらいます。


最後は挨拶をして研修終了。「貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました!!」
因みに、机上の板は「鏡」ではなく「研磨した金属板」。景色が映るほど輝いています。

それぞれの施設で、
一般のお客様向けにも体験学習を
受け付けていらっしゃいます。
下部にリンクを添付しておきますので、
自由研究の題材や、
家族旅行の訪問先の一つとして
ご活用いただければ幸いです。