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学校見学会・ものづくり体験教室開催!

令和6年10月7日(月)
午後から、中学生対象の「学校見学会・ものづくり体験教室」が開催されました。
2回開催されるうちの1回目です。説明や実演はほぼ生徒が行いました。
大役を担う本校生徒も緊張していたかもしれません。

本日は17校から多くの中学生に参加いただきました。
参加した中学生・引率のみなさま大変ありがとうございます。

このnote記事で一度に全部はお見せできないので、残りは次回にご紹介します

はじめに行われた全体会の様子

全体会では、校長が挨拶と学校の特色を説明しました。

体験コースは
(1)金属加工
(2)ドローン制御
(3)木材加工    の3つ
この他に全体を見学する
   見学コース   で行いました。

金属加工コースでは、立方体の金属製の台座に、ワイヤを音楽のト音記号のように曲げ加工したものを取り付けたペーパーウェイトを製作します。

工業マイスター科の生徒がやすりがけを教えます
中学生もなれない道具を使いながら、うまく加工できました
本校生徒と交流しながら作業を進めます
見本のト音記号に合わせてワイヤを加工していきます。
実は難しいんですよ(思うように曲がらない)

木材加工コースでは、建築に関する説明とペン立ての製作・カンナでの薄削り体験を行いました。

日本建築科の生徒が、新潟県の建築科の設置がある高校について説明します
その中での新津工業の「違いとは?」
FNS27時間テレビでも取り上げられた「スゴ技」カンナの薄削りに挑戦
部材にカンナをかけてペン立てを製作します
本校生徒と交流しながら製作します
日本建築科の生徒が実習で製作した作品の一部

溶接実習を見てみましょう
溶接実習は、工業マイスター科、生産工学科、ロボット工学科で行っています。
実演しているところをお見せできないのがとっても残念
強い光とガスがでるため、動画とスライドで説明します

動画とスライドで「溶接技術」について説明
大きなものでは船や橋、ガスタンクなどに溶接技術は欠かせません
溶接に使用する道具とコンテストで製作した溶接板
卓球の集球ネットや購買のパン販売で使う折り畳みテーブルなど
学校で使うものを溶接技術を中心に製作しました

エンジン製作実習を見てましょう。
この実習は、工業マイスター科、生産工学科で行っています。
ゼロから50ccエンジンを製作し、始動するところまでを行っています。

説明を担当する生徒たち。
製造工程順に左から実物を交えて説明します。
動画で加工順を説明します。
インゴット(金属の塊)を溶かして鋳造し、素材を製作します。
もちろん、鋳造で用いる砂型を製作することも実習の1つです。
部品の素材を1つ1つ機械加工して精度を出し作っていきます。
実際の部品を手に取って見ていきます。
組みあがったエンジンを始動!
アクセルレバーを操作して、エンジンの回転数を変えてみます。
(実際には、このレバーにワイヤをつけて車やバイクではアクセルで操作します)

マシニングセンタ実習(MC、NC、CAD/CAM実習)を見てみましょう。
この実習は、工業マイスター科、生産工学科、ロボット工学科で行っています。
コンピュータを用いて図面を製作し、図面をもとに加工プログラムを作成してマシニングセンタやNCフライス盤で自動加工します。

マシニングセンタによる加工の様子
左上の機械のなかの円盤のようなマガジンに多数の工具が格納されています。
今、加工していた製品の説明をしています。
今回は、地元のイベントで利用するために依頼された景品を作っていました。
景品は、鉄道のまち「新津」らしく「鉄道車輪型コースター」

まだまだお見せしていない実習や設備がたくさんあります。
少しでも、新津工業高校について知っていただけたら嬉しいです。
新津工業高校は技能に特化した工業高校として、ものづくりでの地域貢献を行っています。

本日は大変ありがとうございました。